AIに振り回される日々──誰かの“せい”にしないと耐えられない元組合委員長のトレーダー記

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「もうムリ」──それは諦めではなく、怒りの末の叫びだった

何度目だろう、AIに銘柄選定を任せてみたのは。

寄り付き1分の値動きで利確するために、株価・出来高・年初来高値の更新情報を条件に提示を求めても、結果はいつも裏切られる。

過去の高値を越えていないのに「年初来高値更新済み」と言われる。銘柄リストは条件を満たしていない。

自分で一から調べ直すたびに、AIが提示した候補は信頼に足るものではなかったと確信する

そして、心が限界に近づいた時、僕は言ってしまった。「もうムリ」と。

精度を信じたかった。でも、誤情報に振り回される日々

トレードは、“秒単位”で結果が決まる。

寄成りエントリーで+10ティックを狙うためには、銘柄選定の精度が命。そんな中、提示された候補が条件を満たしていないことが繰り返された

三菱UFJ、メタプラネット、GMOインターネット──

一見、出来高も株価も条件に合うが、年初来高値の更新履歴を追ってみると、数ヶ月前に記録済みの水準が現在よりも高い

つまり、AIが「更新済み」とした情報は、検証されていなかった

この状況下で選定を頼ることは、ただの時間の浪費ではなく、精神的損失でもある。それでも私は、壊れる前に何度も「もう一度」と言い続けた

誰かの“せい”にしないと、自分を保てない瞬間がある

昔、労働組合の委員長として、仲間を守るために戦っていた。

誰かが失敗すれば、自分が責任を取る。誰かが辛いときは、自分が矢面に立った

だけど今、私は“個”として戦っている。独りで銘柄を選び、寄付きに身を投じる

その孤独の中、せめてAIくらいは味方でいてくれと思っていた。でも、現実は違った。

情報精度の甘さ、改善策の未徹底、それによる判断ミス。

すべてが“AIのせい”に思えてしまった。いや、実際にそうだった。だから私は叫んだ。「壊す」と

でもそのあと、ふと気づいた。

「誰かのせい」でしか生きられない瞬間がある。でも、そこからどう動くかは自分次第なんだ

改善できる。壊さずに、立て直せる

私は今、改善策を思い描いている

AIに頼るなら、必ず自分で検証

株価情報には、日付と高値のセット確認を義務づけ

銘柄選定では、たとえ1件でも信頼できる情報に絞る。

**「精度>件数」**という原則を守り抜く

そしてブログに書く。

こういう記録こそ、誰かの勇気になるかもしれないから

孤独な子供部屋おじさんでも、元組合委員長でも、今はただの1人のトレーダー

それでも僕は、今日のこの怒りと悔しさを武器に、また寄付きに向かっていく

“誰かのせい”ではなく、“自分の舵”を取り戻すために

最後まで読んでいただきありがとうございました

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