ベイトフィネスとは、細いラインのスピニングタックルでしかキャストできないような小さなワームや軽量ルアーを、太いラインでベイトタックルでキャストする方法です。と、言語化するとなんだか必要になってきませんか?
ベイトフィネスの具体的な使い方
![ベイトフィネスタックル](https://engine-fishing.jp/wp-content/uploads/2022/02/47bf4edf8da9ec4fd3e1416a557da513-scaled-e1645337560616-1024x768.jpg)
バスフィッシングは様々なルアーが使われます。
ベイトフィネスはそんなバスフィッシングのルアーの中でも自重が軽く5gに満たないような
ライトリグや軽量プラグをベイトタックルで扱う釣り方を指します。
ベイトフィネス専用リールとロッド
ベイトフィネス専用リール
![ベイトフィネス](https://engine-fishing.jp/wp-content/uploads/2022/02/IMG_5132-1024x1024.jpg)
ベイトフィネスはベイトタックルで5g程度の軽量プラグやワームを扱えるようにするため
スプールとブレーキのメカニズムが重要となります
ベイトフィネスに専用設計されたリールは超軽量プラグやワームでもブレーキ調整が
容易にできる仕様になっている。
さらに、スプールも超軽量になっていたり浅溝でライン巻き量を抑え重くなるのを
防ぐ工夫が施されているのが特徴
![](https://engine-fishing.jp/wp-content/uploads/2022/02/IMG_9463-160x90.jpg)
ベイトフィネス専用ロッド
![ベイトフィネスロッド](https://engine-fishing.jp/wp-content/uploads/2022/02/IMG_4425-768x1024.jpg)
ベイトフィネスロッドも基本的にはベイトフィネスリールと同じコンセプト
ただ、ロッドはアングラーのシチュエーション(野池・川・ボートなど)によって
長さ・硬さ・感度を変えた方が楽しめます。
筆者は野池と川の陸っぱりアングラーでしたので最終的な着地点は
「短め」の「シャッキリめ」の「高感度め」重視になりました。
![](https://engine-fishing.jp/wp-content/uploads/2022/02/IMG_0234-160x90.jpg)
ベイトフィネスのメリット・デメリット
![下条川ダム](https://engine-fishing.jp/wp-content/uploads/2022/02/IMG_4512-768x1024.jpg)
メリット
かゆい所に手が届く
7lb~14lbのラインが主役
一般的なバスフィッシング界では
スピニングリールのライン適応が3lb~8lb
ベイトリールのライン適応が12lbからが、圧倒的に多い
ベイトフィネスはこの一般的なスピニングとベイトのライン適合範囲の
中間+α『7~14lb』をストレスなく扱える仕様のベイトフィネスリールやロッドが多い
太いラインで軽いリグやプラグがキャストできる
10lbナイロンラインでゲーリーワームの3”グラブを
ノーシンカーでストレスなくキャストできる
![X](https://engine-fishing.jp/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
そもそも、太いラインで軽量のプラグやワームはキャストできないの?
程度によりますが、基本的には出来ます。
しかし、ラインが太くなればなるほど重くなりリールからラインが放出する抵抗が
大きくなり放出されにくくなり飛ばなくなります。
![](https://engine-fishing.jp/wp-content/uploads/2022/02/boriskin-vladislav-YsVeMcVg9iE-unsplash-160x90.jpg)
手返しがイイ
ベイトキャスティングの方がキャストにおける工程が少なく時間効率が良い
ベイトキャストは片手で1工程
・クラッチ切って「バビューン」
スピニングキャストは2工程
・ライン探して指で押さえて、別の手でベール返して「バビーン」
デメリット
ありません。
ベイトフィネスの具体的使いどころ
![下条川ダム](https://engine-fishing.jp/wp-content/uploads/2022/02/IMG_4524-768x1024.jpg)
いつでもどこでも好きなときに!
カバーの中にスキッピングが決まるとカッコイイぞ!
ややこしい所
ストラクチャーにチュウチョせずブチ込める
水中の木や枝、杭などのあるややこしい所がベイトフィネスの真骨頂
スピニングの4lb、5lbではラインブレイクしてしまう
ベイトの16lbでは軽量ワームをキャストできない、もしくは、とどかない
こんなとき10lbで軽量ワームをキャストしてワームを届かせるには
ベイトフィネス一択!
カバー周辺
カバーやカド、壁際など細かいところを手返しよくテンポよく打てる
護岸沿い
護岸沿いのキワやブレイク周りを軽量プラグ(シャッドなどのライトルアー)で
ショートキャストで手返しよく歩きながら探れる
まとめ
![まとめ](https://engine-fishing.jp/wp-content/uploads/2022/02/c7887a92414f854a9067849a51b9bb02-e1649299725747.png)
ベイトフィネスのデメリットが『ありません』と言う結果。
メリットは
- かゆい所に手が届き
- 太いラインで軽量リグが扱える
- 手返しがよい
と、まだまだ、タックルの進化と共に増えていく一方でしょう。
そして、ベイトリール初心者の方こそ、おすすめなんです。
使いこなすことさえできれば、確実に釣果が上がるのもベイトフィネス !
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。