コパイロットというAIに情報を入力し寄成りデイトレードで勝つことを意識した次世代風デイトレード実践記事です!
※このブログは、個人的な相場研究と記録です。真似される際は、しっかりご自身の視点やリスク管理と向き合ってくださいね。
銘柄:フジクラ(コード5803)
トレード日:7月17日(木)
フジクラ 寄成りデイトレAI判定
寄付き○○分前 情報入力
項目 | 値 | コメント |
---|---|---|
前日終値 | 7,955円 | 基準価格 |
気配値(推定) | 7,946円 | 約0.11%のギャップダウン(GD) |
成行買注文数量 | 39,500株 | 買い圧力あり |
成行売注文数量 | 48,100株 | 売り圧力はさらに強め |
OVER売数量 | 345,400株 | 上値の厚い売り板(かなり重い) |
OVER買数量 | 2,200株 | 高値圏の買いは少ない |
UNDER売数量 | 10,500株 | 下値に売りがあるがそれほど強くはない |
UNDER買数量 | 521,800株 | 厚い買い支えあり → 下落しづらい構造 |
需給バランス分析
成売 48,100株 vs 成買 39,500株
→売り優勢(比率:約1.22倍) → 寄付きで下方向に向かう可能性が高い
気配値はGD(7,955 → 7,946) → 弱含みスタートの構造
板構造分析(OVER/UNDER)
- OVER売:345,400株 → 反発しにくい重い上値
- UNDER買:521,800株 → 下落時に強い買支え → 大崩れしづらい
これらから「下方向へのスタート→反発の余地はあるが限定的」というパターンが考えられた
寄付き直後の予測(コパイロット(AI))
上昇確率 | 下降確率 | コメント |
---|---|---|
約35% | 約65% | 成売優勢+GD+重いOVER板 → 下げて始まる可能性が高い |
💡 想定される値動きパターン
- 寄付きで下落圧力が勝り、GDでさらに売りがぶつかって一段下げ
- ただし、UNDER側の買い支えが非常に厚いため、すぐ下支えされて横ばいor反発する展開もあり
OCO注文で「-1利確 / -1損切」なら、初動のショート側に入ることで優位性はありそうですが、厚いUNDER板を考慮すると「利確は早め」にした方が合理的です。
フジクラ エントリー背景と戦略設計
ショート戦略を構築
寄付き直前の板情報と成行注文のバランスから、以下の点を根拠にショート戦略を構築
- 成行売注文:48,100株
- 成行買注文:39,500株 → 売りが優勢
- OVER売板:345,400株 → 上値に分厚い壁あり
- UNDER買板:521,800株 → 下値支えは強く、大きくは崩れづらい
- 気配値:終値7,955円 → 寄付き気配7,946円(GD)
このような状況から、初動は下方向と予測し、**OCO注文で「利確+12 / 損切−9」**の設定で臨んだ。
フジクラ実践
実際の値動きと結果
- 寄付き価格:7,922円 GD(前回終値 7,955円)
- 一時上昇:7,944円まで反発 → 損切ライン到達
- その後:急落し7,855円まで下落
- 結果:−9の損切にスリップが入り、約−20ティックの損失
分析と反省
戦略の読みとしては下落シナリオに沿っており、7855円まで落ちたことから利確目標には十分到達していた。
初動の一時反発により損切が先に発動してしまうという、“勝ち筋を外から眺める”痛恨の展開に
要因としては
- 初動のボラティリティが高く、寄付きからの逆流に耐えきれなかった
- 損切幅が板の反発レンジに対して狭すぎた可能性
今後の改善案
- エントリー位置を寄付き価格から−3〜−5円ほどズラす → 初動の上下振れを吸収しやすくする
- 損切幅を最大反発レンジまで広げて再計算 → 例えば−12〜−15ティックまで検討し、勝率・期待値をバランス調整
- 寄付き直後の価格帯を1〜2分観察してからエントリー → 初動の“寄り付き反射”に対してブレを抑える
総括
今回は損失という結果にはなったが、板の構造と成行注文の分析は極めて精度が高く、読み自体は正解だった。
このような「正しかったのに負けた」ケースこそ、戦略チューニングの宝庫。
悔しさを糧に、精度はさらに研ぎ澄まされていく。
OCOのリスクと可能性――それを、次回こそ現実の利益として掴みにいきたい。
ちくしょー(`ヘ´) プンプン。
※本記事は筆者による相場分析とトレード記録を目的としたものです。投資判断はあくまでご自身の責任にてお願いいたします。