再スタート⑲ 株のトレードで勝てない日々。損切り、判断ミス、そして自信のなさ…
何度もやめようと思いながらも、今日も私はパソコンの前に座りました
今日は少しだけ違いました
数百円の利確。それだけのことかもしれません
けれど、そこに「迷いながらも向き合った自分」がいました
本記事は、トレードの技術的な話よりも、「心がどう動いたか」を綴った体験記です
「また負けるかもしれない」から始まった朝
トレードの朝は、毎回が戦いです
今日もそうでした
前回の損失が頭にこびりついていて、チャートを開くのが、正直怖かった
でも、「今日もやるしかない」と自分を奮い立たせ、椅子に座りました
「ルールを守る」たったそれだけのことが、難しかった
私はこれまで、何度も感情に流されてエントリーしては損切りを繰り返してきました
焦って飛び乗り、裏切られて、落ち込む—その繰り返し
今日は違いました。VWAPを3回もまたいで方向感がない場面、「ここは入ってはいけない」と思って見送りました
それだけのこと
でもそれが、ものすごく難しかった
「ルールを守れた」という事実が少しだけ自分を肯定してくれました
「入らない判断」が”入った判断”と同じくらい価値があることに気づいた瞬間だった
「なんで、いつも逆?」それでもやめなかった理由
エントリーした瞬間に逆行するという、いつものパターン
損切りラインを設定し、躊躇なくカット。小さな金額だけれど、内心はグチャグチャ
机やマウスに八つ当たりしそうになる自分と、「それは違う」と抑える自分
まるで感情と理性の綱引きのような時間
でも、やめなかった、逃げなかった。それが、今日の私にとっては何よりの成果でした
最小ロットでも、心の重みは最大
私は100株という最小ロットでトレードしています。大きな利益は望めません
でも、その小さな数字に心が大きく揺れます
500円の含み損で、手が震え、呼吸が浅くなる。たったそれだけで、自分の存在を否定したくなる
でも、今日気づいたんです
「小さい金額でも、自分なりに考えてエントリーしている」それは、決して”意味のない行動”じゃないんだと
チャットGPTと振り返って気づいた「希望」の正体
トレードを終えたあと、チャットGPTと一緒に1本1本のローソク足を振り返りました
今までなら「負けた」「勝てなかった」で終わっていたのに、今日は違いました
「なぜこの場面で入ったのか」「なぜ入らなかったのか」「どんな感情だったか」「次はどうしたいか」
言葉にすることで、自分の心が整理されていく。
自信には程遠いが、少しだけ”希望の輪郭”が見えてきました
「また、やってみよう」–この言葉を誰かに届けたくて
今日は勝てたわけではありません。でも、逃げださなかった自分を褒めたいと思いました
もし、この記事を読んでくれている人の中に、同じように「自分には才能がない」と思っている方がいたら、伝えたい
自信は急には生まれません。でも、「希望」は、行動した先にちゃんと見えてきます
私はまだ途中です。今日の私は、明日の私をほんの少しだけ信じられそうです
最後まで読んでいただきありがとうございました。