再スタート⑪|奇跡の”プラス月”から一転…私はまた、迷子になった

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

あの日、自分の指がようやく”動いた”。少額でも、ルールを守り抜いて得た小さな勝利

「いけるかもしれない」–そんな光が見えた2月。それは春とともに、音を立てて崩れていった

3月、そして4月。私の心は再び闇に沈んでいく–

迷走

2月:小さな自信を得た月、気づけばプラス4,350円!

まず伝えておきたいのは、**2月の月間収支は「プラス4,350円」**だったということだ

これが、奇跡のように嬉しかった

ノートを見返すと、テンいち銘柄(0.1円刻み)で、地道にコツコツとルールを守っている

…と思いきや、「逆パーフェクトオーダー」の中でもエントリーしていた

「おいおい、守ってないじゃん」と思う反面、ルールを改良していた自分もいた

下落トレンド中でも、**陽線4本の”押し目上昇パターン“を見極め、きちんと利益を取っていた

いつの間にか、無意識にトレードできていた自分

地合が悪く、下げ相場が続いていたからこそ見つけた、戦えるスタイルだったのかもしれない

3月:テンご銘柄に挑戦。そして破壊の始まり

「プラスになれたんだ、そろそろステップアップしよう」と、3月からは**テンご銘柄(0.5円刻み)**にも挑戦した

結果–▲1,560円

たった1,560円の損失、されどその中身は重たかった

ノートに残された心の声は、まるで呪いのようだった

「もうわからん、入れなくなった。反対にいくのでバカになった感じがする」

「どうやったら相場と仲良くなれるん??おかしい。絶対おかしい、○ね。もうムリ。全部逆に行く」

これは、3月26日と27日の記録

完全に心が折れていた

4月:地獄の大暴落相場、でも私は”活かせなかった”

そして、迎えた4月

大暴落相場がやってきた

ボラ(値動きの幅)があれば、本来デイトレーダーにとってはチャンスのはずだった

現実は違った

月間収支は▲7,530円

このときのトレードノートは悲惨だった

プラスの日は数百円。マイナスの日は数千円

「デモトレードの前よりひどくなってるんじゃ…?」

ページをめくっていくと、驚きの事実が!!

4月18日から、いきなり“30分足”に変わっていた

5分足での精度も出ていないのに、なぜ?

理由すらノートに残っていない

ただ、負けだけが、そこにあった

心のどこかで、自信を失っていたのかもしれない

2月、確かに小さな自信を手に入れた

でも、テンご銘柄に挑戦した3月で、その自信は揺らぎ、地合いが荒れた4月で完全に打ち砕かれた

なぜ、また元に戻ってしまったのか–

理由は、きっと一つじゃない

心の奥で”まだ早かった”と感じていたのかもしれない

それでも、まだ終わっちゃいない

ボロボロのノート

荒れた言葉

迷走する分足

だけど、まだ私は立っている

またノートを開き、またチャートを見る

傷だらけでも、画面のまえに座る

次こそ、もう一度”自分を信じられる瞬間”を見つけるために

【次回】

次は【再スタート⑫】「トレードではなく、”自分との戦い”だった」

最後まで読んでいただきありがとうございました

タイトルとURLをコピーしました