再スタート⑩|自信を手にして、挑んだはずの現実。–なぜ指は動かなかったのか?

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2025年の年明け

1月のデモトレードでプラスを出し、ようやく手応えを感じた

「これなら、いける」そう思って、2月

いざ本番のトレードに復帰–

…なぜか、指が動かなかった

デモと現実とのギャップ

自信はある。なぜかクリックできない

1月のデモトレードで「+191円(100株なら+19,100円)」を記録した私は、確かな成長を実感していた

移動平均線のパーフェクトオーダー」「5分足の拮抗からの上抜け」「出来高増」–

陰線完成後、損切り

この4つを徹底する戦略で、ちゃんと勝てた

だからこそ、2月の本番トレードには自信があった

けれど、いざチャンスがきても、マウスを持つ手が動かない

並び抜けの出来高増が出た、何度も見てきた”勝てるパターン”だったのに、なぜかクリックできなかった

ノートは埋まるのに、ポジションはゼロ

その代わりに、ノートにはびっしりとローソク足の形、出来高、タイミングが記録されていく

デモトレードと同じように、分析はしているのにエントリーできない

のどこかで「まだ早い」と思っていたのかもしれない

2月に入ってからは、そもそも形になる銘柄も少なく、地合いも悪かった

集中力は途切れ、精神状態も不安定

まる1日ノーポジで終えた日もあった

2月13日、その瞬間は突然やってきた

ようやく訪れた”その瞬間”–

2月13日、5分足4本の拮抗を破る陽線が出現。さらに、出来高増。

…動いた。指が動いた。

動いた理由は”勇気”じゃない

エントリーしたのはテンいち銘柄(0.1円刻み)つまり、100株でも1ティックたった10円

これなら負けても大したことない」っていう”ビビり”からだった

初トレードで待っていた、苦い現実

そして、次の足で、まさかの急落

損切りルールでは、「陰線完成後、損切り」だったはずが、なぜか切れない

あまりにも陰線が長いため「リバンドするかも…」そんな淡い期待にすがってしまった

記念すべき再開初日に、ビビってエントリー、ルールを破って損切りできず

なんとも皮肉なスタートだった

一つだけ分かったこと

この日、たった一つだけ確かに得られたことがある

テンいち銘柄は、精神的な負担が少ないということ

金額的なリスクが少ないことで、感情を少しだけフラット保てた

それは、これからのトレードにとって大きなヒントになるかもしれない

【次回】

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再スタートは、まだ始まったばかり

この日から、何かをつかみ、何処へむかうのか–

最後まで読んでいただきありがとうございました

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