フィールドスタッフの磯野です。
梅雨の晴れ間に新作ルアー、ヴェルトロミノー65DFでファイトしてきました。
今回、紹介するテクニックはトップに出きらないバスにバイトさせるリトリーブ方法です。
ルアーが着水したらロッドを立て気味にしてシェイクのような連続トゥイッチを強くしながらリトリーブしてきます。
ロングビルタイプのヴェルトロミノー65DFは深く潜ろうとしますが、それを阻止するように上方向にかなり強くトゥイッチしながらリトリーブします。
そうすることで強い波動が起こり、バスに強いアピールができるのです。
このサイズのルアーにはなかなか出せない波動を生み出します。
このリトリーブ方法では通常のリトリーブよりかなり浅い水深を泳ぐことになりますが、状況によってコントロールしてやればいいと思います。
弱いアクションならば深く潜り、強くアクションすれば浅いところを泳ぎます。
トップに出きらないバスはルアーを見切っていること多いので、ヴェルトロミノー65DFをリトリーブする時もストップさせたりしないで下さい。
リトリーブしないときでもシェイクすれば、見切られずにバイトは増えます。
ロングビルタイプなのでシェイクするだけでも結構な抵抗を感じ、移動距離も少ないので違和感なくアクションできます。
そして、このシェイクしている時にヴェルトロミノーが最高の仕事をしてくれます。
ヴェルトロミノー特有のクロスオーバーアクションがシェイク時も絶妙にバスを誘います。
本当にワームをシェイクさせているかのようにウネウネと動き、ロール+テールの動きで小魚を演じます。
画像のバスもリトリーブを止め、シェイクしている時にバイトしてきた1本です。
ノーマルのヴェルトロミノー65では強く上にアクションさせると水面から飛び出してしまうし、シェイクしても、抵抗が小さいので移動距離が大きいのです。
ロングビルタイプのDFだから出来る性能を是非、実感してみてください。
そして、このアクションにベストマッチのロッドがSBS−604SL2です。
しっかりしたバットが強いアクションを生み出し、ソフトなティップが細かいシェイクを可能にしてくれます。
最強の組み合わせなので、フィールドで活躍してくれること間違いなしです。