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[テスターレポート]礒野恒二郎vol.16 ヴィズラの使い分け

こんにちは、テスタ−の礒野です。

今回はクランクベイトストライクセッターヴィズラのラトル有りと無しでの使い分けについてのレポートです。

それはズバリ、広く探るならラトル有りのType-2ピンポイントを狙うならラトル無しのType-1という単純明快なものです。

【寄せて喰わすクランク ヴィズラType-2ラトル有り】
トップウォータープラグでもよく使われている「カチン」「カーン」といように表現される硬い質のラトル音があります。この高周波なラトル音をバスは頭部にある内耳で感知すると言われ、比較的遠く離れたところの音も捉えることができます。この高周波なラトル音を出すプラグは、まずその音でルアーの存在を気付かせ、バスを寄せて(追わせて)バイトさせるというタイプのルアーなのです。

ヴィズラのType-2も、高周波のラトル音で離れた場所にいるバスをワラワラと寄せ付けることを得意とします。広大なウィードフラットや長く続くブレイク上でバスがどの位置に付いているか分からない状況でキャストしまくるというのがセオリーです。そしてラトル音で寄せ付けられたバスはヴィズラの特殊な水流波動効果によってたまらずバイトしてしまうという仕組みなのです。広範囲に探るサーチベイト的クランクベイトで、寄せて喰わせるのを得意としているのがヴィズラType-2です。

【ピンスポット攻略リアクション的喰わせのヴィズラType-1ラトル無し】
ラトル無しのルアーが出す低周波の波動(水流・振動)や「ゴトゴト」「コトコト」というような低周波のラトル音をバスは側線で感知すると言われています。側線の感知能力はバスから1m程度と、さほど優れたものとは言えませんが、 見方を変えれば、1m位まで近づいてきた時に初めてバスがルアーに気が付くということです(視覚を除いた場合)。その習性を利用したラトル無しのヴィズラType-1はリアクションでバイトさせることが得意なクランクベイトなのです。

バスの居場所が掴めている場合、例えば杭に付いてる時にType-1でダイレクトに狙うと、バスは感知圏内にいきなり入ってきたヴィズラを思わずバイトしてしまうのです。

さらにイメージを高めると、1.5mから2mに落ちるブレイクのショルダーにある杭にデカバスが深い側(沖)を向いてサスペンドしているとします。杭よりさらに沖のボートからのアプローチで、ヴィズラを浅い方から深い方へ杭を通してリトリーブした時に、バスは感知圏内に入ってきたヴィズラに対しバッと反転し、ガツンとバイトしてしまうという感じです。

たとえスレきった口を使わないバスでもその水流波動効果によって、しっかりバイトさせられてしまうのです。リアクション的な狙い方も得意なデカバスハンターがヴィズラType-1なのです。

このように、ルアーの出す音や波動に対するバスの習性をとことん研究して開発されたクランクベイトがストライクセッターヴィズラなのです。

ヴィズラの更なる特長として、リップを交換することで潜行深度変えられます
さらにリップの使い分けとして、レイダウン等のストラクチャーを絡めて攻める時は障害物回避能力の高いフィリコンリップをセットし、また、よりワイドにハイピッチなアピールをしたい時にはスクエアリップで攻めるというバリエーションもあります。この取替可能なリップシステムが加わることにより、様々なシチュエーションにジャストに対応することができて、バイトの確率を上げることが出来るのです。



長く続くブレイクの上をType-2で広く探り獲ったバス。


ダム湖の立木に付くバスをType-1の速引きで獲りました。

ヴィズラをしっかり使い分けることで手にすることが出来たバス達です。

ラトルの有り無しで悩んでいるアングラーも、ヴィズラのType-1とType-2を使い分ければシャローエリアでのクランキングは完璧なものとなるので是非試してみて下さい。