こんにちは、テスターの礒野です。
昨年大活躍したロッドのひとつであるスペルバウンドSBCS−600SLH2MGはスモールマウスバス対応、ディープ対応、2.5lb以下のウルトラライトライン対応、感度最高等、色々ありますが、今回は優れたシェイク性能についてレポートします。
昨今流行の小口径ガイドシステムはラインのアソビ幅が少ないので、ロッド内(リール〜ティップまで)の糸フケ(ラインのたるみ)は従来品に比べ少なくなります。
そうなるとロッドから出た先のラインの糸フケ操作が若干難しくなり、『張らず緩めずのシェイク』での『張らず』が上手くいかずに、テンションが掛かった『張った』シェイクになってしまうことが多くあります。バスに対するプレッシャーを排除する釣りが要求されるフィールドでは、このテンションの掛りすぎたシェイクではバイトを逃してしまう原因にもなってしまいます。
しかし、エンジン独自のテーパーで生み出したフルソリッドブランクスのしなやかなティップ部と、絶妙な反発力を持ったベリー部がその難しさを補う形で糸フケ操作による『張らず緩めずのシェイク』を容易にしてくれています。
シェイクを容易にこなせる、このロッドバランスは、まさにカーボンフルソリッドとチタンフレームオールSIC ガイド(Fuji K-R コンセプト)のコンビネーションが生み出した賜物と言えるのです。
プレッシャーを与えずにシェイクができて、タフ化したレイクでバスにバイトさせることに優れたロッドがスペルバウンドSBCS−600SLH2MGなのです。
プレッシャーを与えないからバイトに持ち込めて、感度がいいからフッキングが決まる。
画像の1300gのスモールマウスバスもダウンショットによる、張らず緩めずのシェイクで獲りました。
皆さんもこのロッドのシェイク性能を試してみて下さい。このロッドにしか獲れないバスもいるのです。