こんにちは、テスターの礒野です。
私の一押しとなっている、今シーズンデビューしたSBCC−609SLT2MGのインプレッションをしたいと思います。
3.5gまでのライトテキサスやスモラバをカバーの隙間から滑り込ませ、ロングシェイクでじっくり誘い、がっちりフッキングさせて、カバーから速攻引き離す…。
ロッドを握っただけでも、このような一連の流れを想像できる完成度の非常に高いロッドです。
なによりシェイクのし易さは特筆ものです。
専用設計のソリッドティップはリズムの良い、細かくそして長い誘いのシェイクを得意とします。
ベイトフィネスでの重要課題と言える、「食わせ」の部分は高次元でクリアしていますね。
繊細に誘えて、そしてその強靭なバットパワーで完全フッキング&バスをカバーから強引に引きずり出すことが可能な対応力の高いロッドに仕上がっています。40アップでもカバーから強引に引き離し、抜き上げることが出来るバットパワーがあるから安心してバスとのやりとりができるのです。
立木やブッシュ等のややこしいカバーを丁寧に攻めきることのできる、ベイトフィネスロッドの王道をゆく1本となりました。
ベイトフィネスロッドの最初の1本は間違いなくSBCC−609SLT2MGで決まりですね。