労働組合の委員長として10年間、仲間のために奔走し、全力で組織を支えた日々
しかし、会社を辞めた今、静かな実家の一室でひとり振り返る中で、見えてきた「後悔」と「学び」があります
このブログでは、私が経験した現実と、その中から得た気づきを、赤裸々にお伝えします
「人のために尽くしたはずなのに、どうしてこんなに寂しいのか?」と感じている方に、届いてほしい
組合活動にすべてを注いだ日々
仲間を信じていた
私は10年間、労働組合の委員長として、働く仲間たちの声を代弁し、経営との交渉の先頭に立ってきました
深夜まで議事録を作成し、休日には勉強会やレクリエーションを企画し、誰かのために動くことにやりがいを感じていたのです
それは本気でしたし、自分にできることは全部やったつもりです
だからこそ、信じていた
「仲間はきっと、私の気持ちを分かってくれている」と・・・・
辞めた途端、連絡は一切途絶えた
会社を辞めた瞬間、現実は一変しました
あれほど一緒に戦った仲間からは、誰一人として連絡が来なかったのです
LINEも。メールも、電話もありませんでした
私は勘違いしていました
頼られていたのは***”私”ではなく、”私が持っていたポジション”***だったんだと、気づいた瞬間、ひどくショックでした
あのとき、なぜもっと自分の人生を考えなかったのか
委員長としての日々は、常に他人優先
誰かの為に動くことが当たり前になっていた反面、**「自分の人生の選択」**というものを、深く考える余裕はありませんでした
あのとき、もう少しだけ自分の未来を考えていれば、もしかしたら今、こんな孤独と向き合わずに済んだかもしれない–
そんな後悔が、夜になると押し寄せてきます
でも、この後悔から学べたことがある
それでも。私は「後悔して終わる人生」にしたくありません
だからこそ、今こうして、自分自身と向き合う時間を大切にしています
学んだのは、「自分の人生は、誰かのためではなく、自分の意思で選ぶべきだ」ということ
そして、頼られることよりも、「自分が自分を信じられる」ことの方が、よっぽど強くて大切なんだということ
あなたがもし、迷っているなら–
もし今、組織の中で必死に働いていて、「このままでいいのか?」と感じているなら、どうか一度
**“あなた自身の声“**に耳を傾けてみてください
私のように、後になってから気づくのは、少しだけツラいです
でも、気づいた今からでも遅くはありません
私も、ここからまた一歩を踏み出すつもりです。あなたも、きっとできます
最後に
他人のために生きることも素晴らしい
でも、自分のために生きることは、もっと素晴らしい
40代、元労働組合委員長の私は、今ようやくそのスタートラインに立てました
もし、この記事があなたの人生の分岐点で、何か小さなヒントになれたなら、それだけで、今までの経験も少しだけ意味のあるものに変わります
最後まで読んでいただきありがとうございました