こんにちは、フィールドテスター磯野です。
「秋は釣れる。」と言われたりしますが、ハイシーズンに一度釣られたり、フィールドに訪れる多くのアングラーに度重なるプレッシャーを受けたりして、なかなか難しいのが現実です。
さらにターンオーバー等のバスの活性に悪影響を及ぼす自然現象も起こります。そんな中で確実にバスに出合わせてくれるのがフォールクロー2.5
です。
オススメはショートリーダーのダウショットリグでシンカー3.5~5g程度のベイトフィネスタックルがベストです。
テキサスリグでもいいですが、食わせの観点からダウンショットに軍配が上がります。
秋は広く探るが鉄則です。しかし、ガマやクイやマンメイド等の縦ストラクチャー、ゴロタ石などもそれなりにしっかり狙いたい…。けど、ひとつのポイントに時間を掛けて粘ることは出来ないな…という心境の時にコイツをキャストして下さい。
フォールさせて、1回のリフト&フォールで回収して素早く次のキャスト。ほぼ、リアクションの釣りで夏のシェードパターンのようにも思えますが、秋にも有効です。夏との違いは細かく刻むのではなく、大雑把でもいいので広い間隔で打っていきます。秋のバスはやっぱり散ってますからね。
なぜ、フォールクロー2.5がベストなのかというと、小さいシルエットに強過ぎないちょうどいい釣れる波動を持っているからです。強いバイブレーションを出すシャッドテールやストレートワームのワッキー掛けは夏にいい釣りができても、秋が進むにつれてビビッて逃げてしまうバスも多くなります。
の波動は正確に同じリズムを細かく刻んで発生され、離れたバスの側線にも真っ直ぐにしっかりと届きます。パーツの多いホグ系ワームには出せない、ある意味単調な波動とも言えますが、コレが秋バスに効くのです。
強すぎず、弱すぎない、ちょうどいい釣れる波動のフォールクロー2.5を秋のフィールドで試してみて下さい。
タックルデータ
ロッド:SBCC-609LT2MG
ライン:フロロ10ポンド
ルアー:フォールクロー2.5