魚釣りで一番大切なモノ。それは、「釣り糸」と言っても過言じゃないほどです。そんな魚釣りの生命線をベイトフィネスに特化して掘り下げていきましょう。ナイロン？PE？で悩んでいるのなら解決させましょう。
ベイトフィネスはフロロカーボン
なぜ？フロロカーボン
伸張性が低いためラインが『伸びにくく』『感度が高い』ため
【ベイトフィネスの強み】が発揮しやすい
ベイトフィネスの強み
スピニングタックルの4lb・5lbでつかう軽量リグを、
ベイトタックルの10lb・12lbで扱えるベイトフィネスは
木やストラクチャーといった、ややこしいところを攻めるので
「即、アワセ」に必要な感度と強さ
そして、「ストラクチャーに巻かれない」ようにラインに遊びができない
伸張性の低いモノが適しています
フロロカーボンラインとは？
フロロカーボンラインとは、フッ素系樹脂の化合物で作られた釣り糸。
一般的な釣りラインに用いられるナイロンライン、PEラインと共によく使われています
フロロカーボンラインの特徴
ナイロンラインよりも
- 重い
- 吸水率が低い
- 伸張性が低い
と、ザックリと3つの違いがあります。
比重が水よりも重く、沈みやすいライン
吸水率がほぼゼロなので長く水に浸けていても膨張や傷みを抑えられます
伸張性が低く素材がナイロンやPEに比べると硬く、ラインを通じて情報が伝わりやすいため感度が高い
フロロラインのメリット･デメリット
フロロラインのメリット
屈折率
フロロカーボンラインはナイロンに比べ水の屈折率に近く
水中では見えにくく目立たないとされています。
ブラックバスに聞いてみないと分からないんですけどね
感度が高い
伸張性が低いため、魚のアタリや地形変化が手元に伝わりやすく、操作性が高い
ボトムの感知を重視したいときに最適
耐摩耗性が高い
ナイロン素材と比較すると耐摩耗性が強いので根ズレに強い
傷つきにくく切れにくいため、障害物がある釣り場に適していると言えます
沈みやすい
ナイロンラインに比べ比重が高く、水中に積極的に沈みます
早く底まで沈めたい時や、軽いジグヘッドを使用している時に活躍します。
フロロラインのデメリット
柔軟性が低い
反発力が高いためライントラブルが起きやすい
ベイトフィネスラインの選び方
適合に合わせる
ベイトフィネスロッドとベイトフィネスリールやベイトフィネススプールの
適合ラインを確認しましょう
基本的にはロッド・リール・スプールの適合にあわせることで
性能を十分に発揮してくれます
【実用編】フロロラインの選び方
「８lb」がベイトフィネスに最適なライン！
ベイトフィネスリールやフィネススプールの適合で多く採用されているのが
「８lb / ４５m」や「８lb / ５０m」が多いし
ベイトフィネスロッドの適合は「 5lb ～ 12lb 」が大半を占めていますので
真ん中を取れば、約８lbになります
【応用編】フロロラインの選び方
ロッド適合に合わせる（12lb･14lbなど)
ベイトフィネスリール・フィネススプールは「8lb」ですが、ロッドはおおよそ
MAXが「１２lb」なのでベイトフィネスリールに「12lb」を使えばポテンシャルは上がります
しかし、代償としてライン量を減らさないと重くなりフィネススプールの性能が
下がり、軽量リグのキャストが出来なくなりますのでライン量の微調整が必要です。
例：「8lb/45m」であれば「12lb/35～40ｍ※」など
※あくまでも個人の見解ですので自己責任でお楽しみください
まとめ
ベイトフィネスにはフロロカーボンが最適！
- 水中で目立たず
- 感度がよく
- 耐摩耗性
- 沈みやすい
- 伸張性がなくダイレクトのやり取り
性能以上のポテンシャル！
ラインやロッドの適合を上手に応用し釣りの幅を広げられる
※あくまでも個人の見解ですので自己責任でお楽しみください
最後に
長くなりました
魚釣りはライン1つとってもガラリと印象が変わります
今回はベイトフィネスライン特化としてフロロカーボンをご紹介させていただきました
同じ樹脂系釣り糸なのにナイロンラインとフロロカーボンラインとでは全く持ち味が違うので
不思議なものです
それでは、本当に最後まで読んでいただきありがとうございました。
