毎日が損失の連続。誰にも相談できず、孤独の中で繰り返される損切りと後悔の日々
それでも、どこかで「何かを掴みたい」と必死にあがき続けていた–そんな私が、ついに”ある一冊の本”と出会い、ようやくトレードの中に一筋の光を見いだすことができた
これは絶望の中から掴んだ小さな希望の記録です
デイトレードで見えた一筋の光
誰にも相談できない孤独な投資生活
実家暮らし。毎日PCに向かってはトレードを繰り返すが、結果はいつも同じ
含み益は一瞬で含み損に変わり、損切りばかりが積み重なる
「上がるか下がるかの2択」なんて、そんな簡単なものじゃない
私は、なんと11日間連続で損失を出し続けるという”偉業”を成し遂げてしまった
そもそも、株をやっている知人なんていない
相談する相手もいなければ、励ましてくれる人もいない
SNSで見かける”勝ち組トレーダー”の言葉なんて、どれも現実味がなかった
本屋で出会った一冊が転機に
ある日ふてくされながら入った本屋で目に飛び込んできたのが、この本だった
『株で1日3万円 鬼デイトレ』
副題には、「伝説の株職人による15分足の極意」とある
何気なく手に取りパラパラとめくってみると、これまでの株本とはまるで違った
心理論や抽象的な”心得”ばかりだった他の本と違い、エントリーとエグジットのルールが明確に書かれていたのだ
明確なルールが損失を減らした
この本に書かれていたことを徹底的に守るようにした
特に**「明確なエントリーポイントが来なければ何もしない」**というスタンスを貫いたことで、無駄なエントリーが激減
結果として、ポジションを持つ回数が減り、自然と損失も抑えられるようになった
それでも勝てているわけではない
2023年6月から12月の7ヶ月で、損失はたった3万円
金額だけ見れば「勝ってないじゃん」と思われるかもしれないが、それまでの10ヶ月間で40万円もの損失を出していた私にとっては、これは劇的な改善だった
なぜ勝てない?それでも続けた理由
負けが減った。勝ちもない
毎日つけている収支表は数万円単位から、数千円、ついには数百円単位に…
理由は分かっている
ロットが小さいのだ
私は、基本的に100株でしかエントリーしない
損切りが怖くてロットを上げられない。エントリーすると逆に行く
だからビビってしまう
「本の読みが込みが甘いのかも」と思い、何度も読み返した
10回?いや、もっと読んでいる
それでもまだ”勝ち組”のステージには立てない
それでも、希望の兆しはあった
明確なルールのもとで冷静なトレードを続けたおかげで、トータルの損失は激減
「これなら、もしかしたら…」と思えるだけの**”手応え”があったのも事実
次なる年、2024年へ
このまま継続すれば、何かが変わるかもしれない–そう思いながら、私は新しい年に希望を託すことにした
おわりに
勝てない。稼げない。でも、ようやく「負けが減る」方法に出会えた
株式投資は甘くない。けれど、前を向いて歩くための”術”を得た私は、再びこの荒波を泳ぎ出す
【次回予告】
再スタート⑧では、2024年のトレードと新たな発見について書こうと思います
最後まで読んでいただきありがとうございました